新年のご挨拶
院長 山成 英夫
平成26年10月より院長職を拝命し、その信頼の重さを身を持って感じている所でございます。今後は地域住民、医療機関の皆様よりの信頼をさらに積み上げていけますよう地道に努力を進めて参りたいと存じます。
南部病院は73床の7対1一般病床有する急性期DPC病院です。近年の医療政策により各医療機関は包括ケアにおける役割・機能の明確化を迫られています。南部病院は、地域医療を支える民間の急性期病院としての立場を堅持し地域の医療資源ともいえます入院病床を地域の皆様により有効に活用して頂けます様に体制を整えて行きたいと存じます。院内の体制につきましてはハイケアユニットを整備し超急性期患者さんに対応可能な体制を作りました。
昨年は、外科手術用の3D内視鏡システムや64列CTの導入などハード面の充実も行いました。内視鏡や手術件数は年々増加しており平成28年には、胃内視鏡1635件 大腸内視鏡942件、手術件数543件(全身麻酔272件)となっています。
口腔ケアチーム、栄養サポートチーム、癌相談支援チームも立ち上げ、院内医療体制の充実をはかっています。
学術的には平成28年2月に「第47回宮崎救急医学会」を主催させて頂きました。他、各種学会への発表も行うことができました。
地域連携といたしましては、強化型在宅支援病院として在宅医療の後方支援を行い、在宅医療を行っておられる6医療機関の先生方とのカンファレンスを月1回のペースで行っています。又、第1 回地域包括ケア交流会を開催し医療機関の先生方や訪問看護ステーションの職員の方々との交流も行いました。
開院30周年を迎える今年も、さらに地域の皆様、医療介護施設の皆様の支えとなる病院を目指して体制整備に努めて参りたいと思っております。
今後とも、ご指導、ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
平成29年1月吉日
医療法人社団誠友会 南部病院
院長 山成 英夫
▶ 院長 山成 英夫【消化器外科】
昭和58年 宮崎医科大学卒
日本外科学会指導医
日本消化器外科指導医
日本臨床外科学会会員
日本癌学会会員
日本消化器外科学会会員